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心緒(7)

Leica MP / Summilux 50mm F1.4(2nd) (HP5 PLUS)

【2013/10/11記す】
定期検診で、切迫早産と診断されたと妻から連絡を受け、その日は仕事を放り出して帰った。何事も順調すぎるほど順調に進むわけでもないのが世の常である。

切迫早産というともう今産まれるくらいの語感だが、まあ実際早産が切迫しているという意味だからそうなのだ。本人の自覚症状や客観的にわかる出血等の症状は無かったのだが、絶対安静がとにかく重要らしい。状態としてはかなり子供が本来の理想的な位置よりも下に来ているとのことだ。
仮にこの時期で産まれると、1000gにいくかどうかという状態なのでかなり厳しい。実際にそのくらいで産まれて無事に育ったブログ体験記なども見たが、かなり大変そうであった。ちなみにそもそも何gくらいが平均なのかというのは子供を意識しなければ知らない情報(ぼく自身そうだったし)だと思うので補足すると、3000g越えくらいがまあ標準くらいらしく、ぼく自身は2600gくらいで産まれ、これでも小さいほうだということだった。そういう前提を踏まえると、やはり背筋が冷える。
取り敢えず旅行の予定はキャンセルし、仕事もこのまま休職(妻は真面目系クズというやつで、この後に及んで週明けに一度出社して引き継ぎがどうのこうのと言っていたので、そういうのはいいからとその場ですぐに会社に連絡させた。当たり前だが流石に妻の会社の上司も来なくて良いと判断してくれた。報告・連絡・相談が早ければ早いほど良いのはどこの仕事だって同じだ)となった。

【2013/10月某日記す】
現状としては薬を飲みながらの自宅安静となり、晴れて妻は堂々とインターネットを見ながらゴロゴロすることが義務、という生活となった。とはいえこの時点ではまだ料理はしてくれていた。また明確な自覚症状もないので悪化したかどうかもよくわからず、結局旅行で取った休みはそのまま個人的に旅行することにした。ただやはり気にはなるので、旅行は早めに切り上げるようにした。

【2013/10/26記す】
状況としては悪化している、と診断された。
おれは馬鹿だ、と後悔した。もっと酷くなると入院となり、不自由を被る。寝ていなければとはいえ、病院よりは環境はかなり自宅のほうが良いだろう。
この日からは、本当にすべてのことを妻にはやらせないようにした。実家への帰省の予定を早め、それまでは本当に風呂トイレ、食事と、あと寝ながらネットだけしてくれればいい。自分の与えられた状況下でのベストを尽くし、後は変わっていく状況に注視しながら対処していく。所詮オトコにできるのはこんな程度のことだ。

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