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震災(8)

SIGMA DP2x

石巻から塩竃、仙台市若林区の、『復興支援地図』で赤く染まった場所(津波が到達したところ)上の道を南下しつづけた。途中、畑に船が転がっていたり、かつて建物があった基礎だけがあったりという風景にはもう目が慣れてしまっていた。
常磐線の運休区間の駅も幾つか立ち寄ってみたが、もうあるいは二度とここを列車は通らないのかもしれないと思うと、未だ常磐線完乗をしていなかった点も含め寂しい思いがした。

そうして海岸に近い道をどんどんと南下したが、その一般人の限界点がここ、南相馬市の原発30km地点。
検問で封鎖されている。本当はこの先も見たいという好奇心にかられるが、脇道もすべてふさがれているので、山の中や農道を徒歩で進むくらいしか思いつかないが、無許可でそういうことをするのは善良なサラリーマンなのでやめておく。
警備にあたっていたのは群馬県警の警察官だった。道について尋ねたりしたのだが、ガイガーカウンターを持ったちょっとアレゲな団体が来ていて、そっちの人らの仲間?と聞かれた。一緒にされては困るので、あくまで個人的な興味でここまで来ました、お疲れさまですと答えておいた。しかしこんなところを何の関係もない群馬県警の人が当番で立たされて、本当にお疲れさまとしか言いようが無い。
この道の先、行けるようになるのは果たしていつになるのだろう。

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